ラズパイに”おはようございます”とか”ごきげんよう”など、日本語を喋らせた。
ラズパイにSONYのSRS−X1を3.5mmのオーディオ出力端子に接続。
喋らせるにはOpen JTalkなどの音声合成ソフトを使う。このソフトは非営利の個人では無料で使えるのでありがたい。
いつものアップデート |
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$ sudo apt update $ sudo apt -y upgrade |
ターミナルでOpen JTalkに必要なソフトをインストール |
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$ sudo apt-get install open-jtalk open-jtalk-mecab-naist-jdic hts-voice-nitech-jp-atr503-m001 libhtsengine1 # 改行しないで一行で実行 |
Open JTalkは男性の声で喋るがこれがいまいち。女性の音声データがあるのでこれを使う。
これを作成時、一番新しかった2018-12-25の「MMDAgent_Example-1.8」をダウンロードした。
ダウンロードしたファイルをunzipで解凍 |
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$ cd Downloads $ unzip MMDAgent_Example-1.8.zip |
解凍したファイルを/usr/share/hts-voiceへコピー |
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$ sudo cp -R MMDAgent_Example-1.8/Voice/mei /usr/share/hts-voice/. |
Open Jtalkはしゃべるスピードを変えたり音質を変えたりと細かい設定ができるので、ありがたいがいちいち設定は大変。
あらかじめ各設定をまとめたスクリプトを作っておけば簡単。
いつもの「ラズベリー・パイで遊ぼう」からいただいたスクリプトを使わせていただいた。(ありがとうございます。)
ファイル名を「jtalk.sh」で/home/piに保存 |
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#!/bin/bash #デフォルトの下記HV=からの行を #ダウンロードしたmeiの声に変更してある HV=/usr/share/hts-voice/mei/mei_happy.htsvoice tempfile=`tempfile` option="-m $HV \ -s 16000 \ -p 100 \ -a 0.03 \ -u 0.0 \ -jm 1.0 \ -jf 1.0 \ -x /var/lib/mecab/dic/open-jtalk/naist-jdic \ -ow $tempfile" if [ -z "$1" ] ; then open_jtalk $option else if [ -f "$1" ] ; then open_jtalk $option $1 else echo "$1" | open_jtalk $option fi fi aplay -q $tempfile rm $tempfile |
プログラムを実行できるようにする
プログラムを実行できるようにする |
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$ chmod 755 jtalk.sh |
喋らせてみる
" 〜 " の言葉をしゃべる |
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$ ./jtalk.sh "おはようございます" |
音が出ない場合、
$ alsamixer
を実行するとボリュームのバーが表示されるので80%くらいに変更して「esc」で終了
スピーカーのボリュームとこれでお好みの音量にする。
crontabで定時に起きろなどと目覚まし時計に応用できる。